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物語とエロスが満載のブログです。
准教授 美紗子(20)
 花火の光彩が湖畔の見物客の顔を色とりどりに照らしている。

 湖の沖へカーブした湖畔通りに美紗子の姿が見える。夜空の花火に顔は向けられているが身体は隣の若い男の腕に預けられている。

 花火の光が湖畔に降り注ぐと美紗子は身体を放し、花火が途絶えて闇に包まれると身体を預けている。

 その美紗子の口から言葉が呟かれている。
「…返して」と。

 その彼女に対してに透は、
「…確認していません」
と返している。

 透は抱き寄せた美紗子のスカートの上から女の膨らみを包んでいるが、直接には触れていない。触れたら宝物を返さなければならなくなる。だから、スカートの上から可能な限り触りまくるというのが彼の魂胆。

 透は女を抱いたことはない。大学で言い寄ってくる女はいるが、美紗子と比べると子供っぽくて女の魅力に欠ける。もちろん性欲は持て余すほどあるがアダルトビデオで満足させている。ときには美紗子のテーバックを陰茎に擦りつけたりすることもあるが…。

 それが今は、本物の美紗子の女の部分を手中にしている。スカートの上からなのに想像以上の感触で、柔らかく膨らんでいる。

 その膨らみを撫でていると、美紗子の口から声が漏れてきた。
「ぁぁ…」と。

 あのテレビ局で経済ニュースをお澄まし顔で解説していた美貌の女。さらには大学の准教授になって学性に美貌を振り撒いて経済学をもの知り顔で教えていた女。その女の命の部分を透は味わうように撫でる。

 顔を夜空に向けている美紗子は、花火の光彩に染めた顔を左右に振って、
「ぃゃぃゃ」
と、透の嫌らしい愛撫を非難する。

 そんな愛撫を延々と続けられると、スカートの上からでも美紗子は女の反応を抑えることができない。

 腰の奥に熱いものが溜っていく。もはや美紗子の意思ではどうすることもできない女の生理。一旦、その生理が起きると加速度的に生産、貯留、そして流出が起きる。

 透の手がその生理を促すように、いっそうの密着と愛撫を繰り返してくる。

 美紗子は経済学の英文を暗唱するようにして女の生理を止めようとするが、腰奥の燃えるような感覚は勢いを増していく。

 女が潤いの堰を切らすとき、その熱い流れがわかる。腰の奥から下半身へと拡散していく気持ち良さを覚えるからだ。

 美紗子は堰を切って流れていく腰奥の淫らな流れに泣いた。
「…ゆるしてぇ」と。
 
 淫らな生理を可能な限り隠したかった美紗子だが、透の愛撫の手がスカートの生地からみるみる滲んでくる熱いものを覚えていた。サラサラしている割には粘性があってヌルヌルしている。

「濡れてきた!」
と、透は己の愛撫を勝ち誇りたい一心で、思わず口にしてしまった。

 それが美紗子に聴こえてしまったのか、夜空に向けられた彼女の顔が激しく振られた。

 女は衣服を濡らすほど興奮すると身体を支えている脚も萎える。美紗子も同様で女の部分を透の手に載せるように萎えた。

 そこまで身体を預けられた透も限界で、スカートを捲り上げて美紗子の恥部を直接、手で包み込んだ。その瞬間、美紗子の腰がピクンと痙攣した。

 透は恥部に手を密着させて美紗子を抱き寄せる。腕で括れた腰を抱き寄せ身動きできないようにして完全に恥部を包む。その手の二本の指は左右の陰唇の合わせ目にぴったりと添えられている。

「ぁぁ…」
 美紗子の口から情けない小声が漏れてくる。

「僕のものだ」
 透も力強く宣言をする。

 美紗子がテレビ局のときにはスカ―トから美脚の奥を妄想させ、大学の准教授ではタイトスカートからテーバックのラインを見せつけて女の蜜園を匂わせる。

 その憎らしい准教授の女の中心を透は完璧なほどに手中にしている。

 その透の完璧な捕えが美紗子の性的興奮をさらに促して、密着している手指を膣汁で濡らしていく。

「…もう、ゆるしてぇ、ゆるしてぇぇ」
 美紗子は恥部をヒクヒクと痙攣させて泣く。

 いまや美紗子の下半身は岩下透という男子学生に完全に奪われていた。


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maybach | URL | 2021/03/12(金) 08:16 [編集]
いつも楽しみにしてます。更新早かったですね。
春が近づいてますけど、お元気でいてくださいね

tetuya | URL | 2021/03/12(金) 11:38 [編集]
いつも優しい心遣い有難うございます。
今後も金曜日の午前0時にはアップしたいと思います。

コロナで温泉、旅行に行けないのでストレスが溜まります。
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