准教授 美紗子(51)
岩下透の運転するレクサスは東北道の下り車線を時速90キロで走っている。那須インターまで一時間はかかる。
美紗子は窓から見える山脈の峰々に視線をあずけているが、透はロックの音楽を流しながら真直ぐ前を見ながらハンドルを握っている。
美紗子は透の機嫌が良いので気持ちが軽くなっていた。女は男に粘膜を摩擦されると気持ち良くなるが、男は女の汁を啜ると気分が朗らかになるのかもしれない。
美紗子はそんな透を見つめ微笑んだ。
レクサスは三十分ほど走ってからサービスエリアの駐車場へと吸い込まれていく。
楢の植え込みが多い駐車場でレクサスは駐車場の端の区画に停まった。二人は車から降りて自販機の方へと行く。
美紗子はアイス珈琲を二缶、落としてから、透に一つを渡し、彼の腕に腕を絡める。まるで恋人のようだが、若いときの恋愛経験を逃がしている美紗子には岩下透が、その代替品にもなっていた。
「はやく旅館にいきたい」
美紗子は恥部を透の手に包まれながら歩き、熱い息を吐く。
「着いたらすぐにバックからハメてやる」
透はできるだけ人通りが少ない方角に美紗子を連れ歩くようにして大口を叩いて返す。
美紗子の恥部は透の手に包まれたまま、ねっとりと濡れている。美紗子は時折、立ち止まっては透の腕を強く抱き締めて腰をピクンビクンと痙攣させる。
「ごめんなさい」
美紗子は立ち止まったお詫びをする。気持ち良さが腰に溜ると、熱いお水が流れだすような感覚に襲われて、腰が自然に震えてしまうのだ。
「感じやすい美紗子先生が好きです」
と、透も歓迎する。
二人はそうして時間を費やして、ゆっくりと車に戻った。
透が珈琲を飲み終えて後部座席の床に置く、美紗子も飲み終えると彼と同じように後の床に置く。
透はエンジンを掛ける。そのまま車を出すのかと思ったら美紗子を見つめて、
「安全運転の祈願をしたい」
と、そんなことを言ってきた。
美紗子は何のことか分からず彼を訝しい視線で見つめるが、彼は一言、
「…綺麗な俺の女神に」
と呟く。
そして透は顔を美紗子の大腿に顔を被せた。すべてを理解した美紗子は脚を開き気味にして腰を浮かせ、女の部分を捧げるようにした。
岩下透が秘裂を舐めて陰唇を開くと、何回も舌を往復させてから肉芽を舐め上げていく。やがて美紗子の口からも声が漏れ、ついには哀しい震え声になって車内を充たしていく。
「ぁぁン…そんなに舐めたらぁ…ぃゃぃゃ…ぁぁぁン」
*****
レクサスはサービスエリアを出ると追い越し車線に入り加速していく。群れていた車列がバックミラーから消えると一般走行車線に戻った。
窓の遠くに那須連山が聳えている。オゾンで薄紫色に霞んでいる。それでも山頂へと通じるロープウェイの駅舎の窓が秋の日射しでキラリキラリと光るのが目視できる。
美紗子は遠景から視線を戻した。
那須インターまで一キロの標識が現れ、そして過ぎていく。
透はレクサスを八十キロに減速した。
那須インターが現れ、レクサスは誘導路を料金所へと吸い込まれていく。そして料金所が現れたときブレーキを踏んで減速した。なんと料金所の手前から車が渋滞していた。
料金所を出ても那須街道には車がびっしりと連なっていた。予約した旅館は標高のある那須温泉郷にあるので到着は夕刻近くになるかもしれない。
「エロスの神様は俺たちのセックスを歓迎しないらしい」
旅館に着き次第すぐに美紗子をバックからハメるつもりでいた透はブレーキを踏んで車を自動運転にした。
「音楽でもかけて」
美紗子もため息をついてシートの背凭れに身体を任せた。
透はコンソールに手を伸ばしてFMにダイヤルを合わせる。車内に音質の良い軽音楽が流れる。
渋滞は解消する気配が全くない。那須の温泉郷へと行く街道にはびっしりと車が続いている。だいたい九月の連休に景勝地に車で行くのは渋滞の覚悟を必要とするのにセックスしか頭にない二人には良い薬になる。
「腹が減った」
透が渋滞の街道で弁当や飲み物を売っているのを見て、そんなことを言いだした。車の時刻表示を見ると午後の三時になろうとしている。
「お弁当でも買おうかしら」
美紗子もそう言って道端の売り子の様子を見つめている。
街道に面して和牛ステーキのレストランがあり、女の従業員二人が外に出て那須牛弁当の旗を持って渋滞の車から出てくるお客にお金と交換に弁当を渡している。
「買ってくるから降ろして!」
透は美紗子に返事をするとウインカーを出してレクサスを道の端に停めた。美紗子が後部座席のハンドバックから財布を出すと車の外に出た。そして小走りして売店まで行き、売り子から弁当二個とお茶を買って戻ってくる。
その美紗子の他にも渋滞の車に乗っていた女が弁当を買うために車と売店の間を行ったり来たりしているが、美紗子の官能的な体形はボディコンを差し引いたとしても、その女たちとは一線を画している。
なんといっても腰の位置が高く、脚が伸び伸びとしている。それが生脚でボディコンの裾すれすれまで見せているので車を運転する男の視線を一心に集めている。透の目にはその男たちの粘っこい視線が美紗子の脚に絡みついているのが見えるほどだ。
その美紗子はノーブラの乳房を震わせながら美脚を繰り出して車に戻ってきた。
「恥ずかしかったわ」
美紗子はそう言い、席に座ると揃えた腿の上に弁当の包みを置いて女の部分を隠した。
恥ずかしいと言いながらも美紗子は男の視線の愛撫を楽しんできたと岩下透は確信していた。
美紗子は窓から見える山脈の峰々に視線をあずけているが、透はロックの音楽を流しながら真直ぐ前を見ながらハンドルを握っている。
美紗子は透の機嫌が良いので気持ちが軽くなっていた。女は男に粘膜を摩擦されると気持ち良くなるが、男は女の汁を啜ると気分が朗らかになるのかもしれない。
美紗子はそんな透を見つめ微笑んだ。
レクサスは三十分ほど走ってからサービスエリアの駐車場へと吸い込まれていく。
楢の植え込みが多い駐車場でレクサスは駐車場の端の区画に停まった。二人は車から降りて自販機の方へと行く。
美紗子はアイス珈琲を二缶、落としてから、透に一つを渡し、彼の腕に腕を絡める。まるで恋人のようだが、若いときの恋愛経験を逃がしている美紗子には岩下透が、その代替品にもなっていた。
「はやく旅館にいきたい」
美紗子は恥部を透の手に包まれながら歩き、熱い息を吐く。
「着いたらすぐにバックからハメてやる」
透はできるだけ人通りが少ない方角に美紗子を連れ歩くようにして大口を叩いて返す。
美紗子の恥部は透の手に包まれたまま、ねっとりと濡れている。美紗子は時折、立ち止まっては透の腕を強く抱き締めて腰をピクンビクンと痙攣させる。
「ごめんなさい」
美紗子は立ち止まったお詫びをする。気持ち良さが腰に溜ると、熱いお水が流れだすような感覚に襲われて、腰が自然に震えてしまうのだ。
「感じやすい美紗子先生が好きです」
と、透も歓迎する。
二人はそうして時間を費やして、ゆっくりと車に戻った。
透が珈琲を飲み終えて後部座席の床に置く、美紗子も飲み終えると彼と同じように後の床に置く。
透はエンジンを掛ける。そのまま車を出すのかと思ったら美紗子を見つめて、
「安全運転の祈願をしたい」
と、そんなことを言ってきた。
美紗子は何のことか分からず彼を訝しい視線で見つめるが、彼は一言、
「…綺麗な俺の女神に」
と呟く。
そして透は顔を美紗子の大腿に顔を被せた。すべてを理解した美紗子は脚を開き気味にして腰を浮かせ、女の部分を捧げるようにした。
岩下透が秘裂を舐めて陰唇を開くと、何回も舌を往復させてから肉芽を舐め上げていく。やがて美紗子の口からも声が漏れ、ついには哀しい震え声になって車内を充たしていく。
「ぁぁン…そんなに舐めたらぁ…ぃゃぃゃ…ぁぁぁン」
*****
レクサスはサービスエリアを出ると追い越し車線に入り加速していく。群れていた車列がバックミラーから消えると一般走行車線に戻った。
窓の遠くに那須連山が聳えている。オゾンで薄紫色に霞んでいる。それでも山頂へと通じるロープウェイの駅舎の窓が秋の日射しでキラリキラリと光るのが目視できる。
美紗子は遠景から視線を戻した。
那須インターまで一キロの標識が現れ、そして過ぎていく。
透はレクサスを八十キロに減速した。
那須インターが現れ、レクサスは誘導路を料金所へと吸い込まれていく。そして料金所が現れたときブレーキを踏んで減速した。なんと料金所の手前から車が渋滞していた。
料金所を出ても那須街道には車がびっしりと連なっていた。予約した旅館は標高のある那須温泉郷にあるので到着は夕刻近くになるかもしれない。
「エロスの神様は俺たちのセックスを歓迎しないらしい」
旅館に着き次第すぐに美紗子をバックからハメるつもりでいた透はブレーキを踏んで車を自動運転にした。
「音楽でもかけて」
美紗子もため息をついてシートの背凭れに身体を任せた。
透はコンソールに手を伸ばしてFMにダイヤルを合わせる。車内に音質の良い軽音楽が流れる。
渋滞は解消する気配が全くない。那須の温泉郷へと行く街道にはびっしりと車が続いている。だいたい九月の連休に景勝地に車で行くのは渋滞の覚悟を必要とするのにセックスしか頭にない二人には良い薬になる。
「腹が減った」
透が渋滞の街道で弁当や飲み物を売っているのを見て、そんなことを言いだした。車の時刻表示を見ると午後の三時になろうとしている。
「お弁当でも買おうかしら」
美紗子もそう言って道端の売り子の様子を見つめている。
街道に面して和牛ステーキのレストランがあり、女の従業員二人が外に出て那須牛弁当の旗を持って渋滞の車から出てくるお客にお金と交換に弁当を渡している。
「買ってくるから降ろして!」
透は美紗子に返事をするとウインカーを出してレクサスを道の端に停めた。美紗子が後部座席のハンドバックから財布を出すと車の外に出た。そして小走りして売店まで行き、売り子から弁当二個とお茶を買って戻ってくる。
その美紗子の他にも渋滞の車に乗っていた女が弁当を買うために車と売店の間を行ったり来たりしているが、美紗子の官能的な体形はボディコンを差し引いたとしても、その女たちとは一線を画している。
なんといっても腰の位置が高く、脚が伸び伸びとしている。それが生脚でボディコンの裾すれすれまで見せているので車を運転する男の視線を一心に集めている。透の目にはその男たちの粘っこい視線が美紗子の脚に絡みついているのが見えるほどだ。
その美紗子はノーブラの乳房を震わせながら美脚を繰り出して車に戻ってきた。
「恥ずかしかったわ」
美紗子はそう言い、席に座ると揃えた腿の上に弁当の包みを置いて女の部分を隠した。
恥ずかしいと言いながらも美紗子は男の視線の愛撫を楽しんできたと岩下透は確信していた。
コメント : 4 ]
コメントの投稿
maybach | URL | 2021/10/07(木) 18:58 [編集]
ちょっと今週分は文章長めですねー、アザス
maybach | URL | 2021/10/18(月) 20:18 [編集]
サーバー移行したのでしょうか?いつもブログだと一部分のサイトがエラー吐き出すので。次回作楽しみにしています。よろしくお願いいたします。なんだかんだで、もう5年以上読者ですわwww
Re: タイトルなし
Tetuya | URL | 2021/10/19(火) 20:38 [編集]
Tetuya | URL | 2021/10/19(火) 20:38 [編集]
ご心配かけてごめんなさい。数日前にfc2ブログから強制的に2ntブログに移行させられました。私のブログの他にも沢山の官能小説ブログがあるようです。理由はアダルトコンテンツの事務上の手続きミスだそうですが、機会があれば後ほど詳しくご説明いたします。
現在、私は2ntブログからライブドアブログへと引っ越しの作業をしています。その際、過去記事の推敲をしながらなので時間が掛ります。それでも今月の下旬には引っ越しが完了する予定です。
そのブログの新しいURlはhttps://nasu2021.livedoor.blog/です。
現在、私は2ntブログからライブドアブログへと引っ越しの作業をしています。その際、過去記事の推敲をしながらなので時間が掛ります。それでも今月の下旬には引っ越しが完了する予定です。
そのブログの新しいURlはhttps://nasu2021.livedoor.blog/です。
Re: Re: タイトルなし
Tetuya | URL | 2021/10/19(火) 23:01 [編集]
Tetuya | URL | 2021/10/19(火) 23:01 [編集]
上記の返信に対する追伸になりますが、強制的なブログの移行に伴い、これまでのマガブロの有料記事が一般記事と同じように読めるようになっています。また再度の移行先のwebサイトにもマガブロのような記事の一部分を有料にするコンテンツがありませんので無料で読めるようになっています。
これまで有料で読んで頂いた読者様には不公平になりますが、上記の理由を何卒ご理解の上、御赦しいただきたく存じます。大変申し訳ございません。この場を借りてお詫びいたします。
今後も、新しいEros'Eetertainmentをご愛読いただければ幸いと存じます。
これまで有料で読んで頂いた読者様には不公平になりますが、上記の理由を何卒ご理解の上、御赦しいただきたく存じます。大変申し訳ございません。この場を借りてお詫びいたします。
今後も、新しいEros'Eetertainmentをご愛読いただければ幸いと存じます。
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