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DATE: 2016/12/20(火)   CATEGORY: 秘書 響子(21-40)
秘書 響子(40)
「ドアの鍵を掛けてから、ここで見せてください」

 まるでこうなることを予想していたような小野田の言い方。
 響子は社長室のドアを施錠して、在席標示のランプも消してから小野田の傍に行く。そしてスカートのホックに手を掛けた。

「スカートは脱がなくていいよ」

 小野田が注文を付けてきたので、響子はホックから手を放してスカートの裾を持った。そしてため息をついてから手を上へとあげていく。

 スカートを脱ぐのではなく捲り上げるという行為になんともいえない嫌らしさがある。響子もそれを感じて顔を背けながらタイトスカートを捲り上げていく。

 やがてパンストのすべてか小野田の目に見えてくる。女の核心部である下腹部からお尻にかけてが切り取られていて、その剥き出しの部分にショーツが穿かれている。

 そのショーツもこれまでの響子の下腹部全体を包む綿のショーツから限りなく布地を少なくしたナイロンショーツになっている。その逆三角形の薄いナイロンの布地が恥部にぴったりと貼り付いて、縦の一筋まで見せつけている。 

 響子の悩ましい変貌に小野田もため息を漏らす。

「…もういいでしょ」

 響子が訊いてくる。小野田もこれ以上は続けさせる理由が思いつない。そうはいっても人妻の下着ショーをこれで終りにするのはあまりにも惜しい。

「来月の給与から二号俸あげてもいいぞ…」

小野田は美味しい果実を投げてみる。その効果はてきめんで響子は捲りあげたスカートの裾をそのままにして訊いてくる。

「…どうすれば」
「パンストだけを見せてください」

「…脱ぐということですか!」
「そういうことになりますね」

 響子は小野田に一度は抱かれている身だった。接待での痴態も見られている。だから恥かしくはないと響子は自分に言い聞かせてみる。けれども、抱かれているときの痴態とパンストの刳り抜かれた部分を晒す痴態とは、恥ずかしさの質が異なる。

 前者は不可抗力という言葉で逃げることができるが後者はその言葉が思いつかない。女の恥部だけを剥き出しにして見せる。そんな破廉恥なことをする人妻というレッテルが貼られることにもなる。

 その反面、小野田が提示した条件が響子にはあまりにも魅力的だった。俸給を二号俸も上げてくれるということは月々の給与が一万円以上もアップすることになる。年間ではボーナスも含めて二十万円もの所得増になる。

「どうする」
「…わかりました」

 響子は小さく返事をするとショーツに手をやった。腰骨に吊るされた左右の細紐に指を掛ける。そして膝まで押し下げ、さらに下へ落としていく。

 綿菓子のような響子の恥毛が露わになる。




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