2ntブログ
Eros’Entertainment
物語とエロスが満載のブログです。
DATE: 2016/08/12(金)   CATEGORY: 秘書 倫子(41-56)
秘書 倫子(43)
 檜山の口腔に勢いよく注いでいた倫子の淫水も、やがては涸れていく。それでも檜山が股間から顔を上げると、未練がましく小さな孔から滴がお膳に垂れていく。

 その未練汁を檜山は啜ると倫子に被さった。そして股間に手を伸ばして肉茎を掴み宛がうと、腰を女の中心に向けて抉り込んだ。

「ああ…!」

 小野田の巨茎に引けを取らない挿入感に倫子の顔が、御膳の上で仰け反る。

 檜山は挿入したまま倫子を御膳から抱きあげて胡坐を組んで座った。ブラウスも脱がしてガーターとストッキングだけの倫子を抱き締める。

「おめでとうございます」

 小野田がそう言って檜山にお辞儀をし、お銚子を差し出す。
 檜山は満足した顔で倫子を片腕で抱き締めたまま小野田から酒を受ける。

「…どのような感じです」

 小野田は檜山の盃にお銚子の酒を注ぐ。
 檜山は奥まで挿入した肉茎に神経を集中する。強い締めつけが肉茎の全体を包み込んでいる。

「ジーンと締め込んでくる」

 檜山は盃に受けた酒をそう言って飲み干す。

「そうですか!それはよかった」

 小野田は倫子を抱き締めている檜山を見つめて言い、

「これで私は失礼させていただきます。お部屋は宿泊にしておりますので、うちの秘書をよろしくお願いします」

と、両手を畳に付いてお辞儀をすると、建設単価表を持って立ちあがり、玄関まで退く。そこでふたたび檜山にお辞儀をしてから部屋から姿を消した。

 檜山は小野田の見事な引け際に感心し、視線で彼を見送ってから倫子に戻した。

「さて、社長さんから預かったこの美人秘書をどうするか…」

 体の奥まで貫かれて、ぐったりと肩に顔を預けている倫子を見つめながら檜山は呟く。時間は充分に有る。明日は土曜日で会社は休みだ。

 檜山は箸を手にとって刺し身の一切れを摘まむと口に入れる。その檜山の身体の動きが肉茎に伝わり、倫子の膣を微妙に刺激する。

「ぁ…」

 その僅かな膣の摩擦でも倫子の口から小声が漏れてくる。それだけ檜山の巨茎は膣襞に密着して嵌まり込んでいる。一方、檜山の方も、月並みな表現だが無数のミミズが肉茎に絡み付いて蠢いているようで、まるで膣が摩擦を欲しいと訴えているようだ。

「どうだ、突いて欲しいか」
「ぃゃぃゃ」

 倫子は檜山の肩から顔を上げて振る。

 恥ずかしい体液を幾度も吹かされた。それだけで逝きそうだったのに、そのうえに巨大な肉棒で摩擦でもされたら、それこそ逝ってしまう。お客様にそんな情けない姿まで見られたくはない。

「素直じゃないな…」

 檜山はいまだに貞淑ぶっている倫子に呆れ、お尻に手を回して持ち上げると落した。

「ああ!…ン」

 倫子のあげる声には歓喜が満ち溢れている。それなのに未だに脳裏に漂っている貞淑の藁を放さないでいる。もし、放してしまったら、淫乱の底なし沼に堕ちていくのが倫子にはわかっていた。

 その女の意地らしい性格を見抜いている檜山は倫子を二度三度と持ち上げては落して、巨大な肉槍に貫かれる気持ち良さをたっぷりと味合わせてから、亀頭まで抜きあげて静止する。

「突いて欲しいか…」
 
 女を焦らす男も大変だが、焦らされる女の方はもっと居た堪れない。摩擦を欲して膣襞が蠢き、性欲の衝動が倫子を突き動かしてくる。

 倫子の腰が檜山の肉茎の先を咥えたまま、くねりり出す。亀頭の軟らかい肉傘が膣口と捏ねり合って恨めしい淫音を倫子の耳まで届けてくる。

「ぃゃぃゃ」
 
 倫子は顔を振って、檜山の焦らしを非難する。腰をくねくねさせて彼の顔を媚びた目で見つめる。

 「気持ち良くして欲しいか」

 セックスの焦らし合戦は、性感が男の百倍も優れている女の方が、我慢できないで負けることになっている。

「…ほしい」

 倫子は檜山の耳に唇を寄せて、蚊が泣くような声で囁く。檜山はそんな倫子の女心が意地らしいと思う。淫らなお潮を二人の男の前で吹いたくせに、なおも貞淑ぶる、この美人秘書。

「小さな声でもいいから、秘書らしく、きちんとお願いしてほしいな」

 晩秋の長い夜だった。檜山は美人秘書をたっぷりと虐めるための幕開けの儀式を訓え込んでいく。その哀願のお言葉を倫子に仕込みの末、待望の淫語で口にさせた。

「美人秘書のおまんこ…を…大きいので…はげしく突いてください…ぃゃぃゃ」

 倫子はあまりの恥ずかしい催促に身を震わせて、檜山の首にしがみついた。

 その倫子の肢体を檜山は落として肉槍にぐさりと突き挿した。

「ああ!…ン」

 倫子の口から悲鳴が迸る。

 檜山は腕力に任せて倫子の肢体を二度、三度と持ち上げては落とし、女の甲高いキャンキャン声を部屋に響かせていく。そうして腕力も尽きると、倫子のお尻から腕を解いて、
 
「自分で突いてみるか」

と、座椅子に凭れた。

 一度、その気になった女は男のように休憩とはいかない。檜山が座椅子に背中を預ける間もなく、巨茎を咥えたまま倫子の肢体がくねりだしていく。腰を前後左右にくねらせ、乳房を震わせて檜山を見つめて啼く。

「ぁぁ…いい」

 直属の上司がいなくなって倫子は快感を正直に口にする。脳裏のどこかで記憶していた淫らな女の腰振りを啼きながら真似をする。檜山の胡坐に跨った足を踏ん張って腰を浮かせ、前後左右にくねらせては膣摩擦の気持ち良さに啼いていく。

「そんなに気持いいか」

 檜山も美人秘書の淫らぶりに喜んで乳房を揉み、くねる腰を手で支えて膣の摩擦を助ける。

「いい!…気持ちいい!…いい!」

 倫子の上げる声がしだいに大きくなっていく。結合部から発するグニュグニュという嫌らしい淫音が倫子をいっそう興奮させる。宿泊視察以来、まだ一度も逝かせてもらっていない絶頂が欲しいと巨茎の持ち主を見つめ、腰をくねらせる。



Copyright © Eros’Entertainment. all rights reserved.