2ntブログ
Eros’Entertainment
物語とエロスが満載のブログです。
DATE: 2020/03/20(金)   CATEGORY: 秘書 珠代(81-86)
秘書 珠代(83)
 エレベーターが止まり珠代は佐伯に抱き寄せられて降りる。
 緩やかにカーブしている廊下が続いている。その廊下の内側が部屋になっていて外側には窓がある。その窓から佐伯の車が走ってきた道が見える。

 佐伯は珠代を抱き寄せたまま鍵と部屋の番号を照合していく。鉄筋コンクリート造りなのに防音が不完全なのか、あちらこちらの部屋のドアから女の泣き声が漏れてくる。

「男も女のように気持ちがいいって大声で泣きたいよ」
 佐伯は声の漏れてくるドアの前で立ち止まると、抱き寄せている珠代に嫌味を吐いてくる。

 珠代は顔を背けて佐伯の嫌味に耐える。

 もし、セックスが気持ち良くなければ女は出産の苦しみに耐えられない。というよりも苦しんでまで子供を産みたくはなくなる。失神するほどの気持ち良さがあるからこそ男に抱かれ、子を産む苦しさにも耐えられる。珠代は佐伯から顔を背けながらも脳裏で反論していた。

 佐伯は珠代を抱き竦めながら廊下を歩いていく。そして鍵の番号と同じ部屋の前までくると鍵を差し込んでドアを開けて入る。

 部屋に入った佐伯は真直ぐに寝室に行きカーテンを全開にして鏡張りのベッドルームにする。そして鏡の張り具合をぐるりと見廻してから、
「秘書さんにはお似合いのベッドだ」
と、鏡から顔を背けている珠代を見つめながら服を脱いでいく。

 珠代は居た堪れなくなって、
「わたしはシャワーを…」
と、寝室から離れようとすると佐伯から腕を掴まれる。

「だめです。いまの姿が好きなんです。ノーブラにノーパンの嫌らしい秘書さんの姿がね」
 佐伯はそう言うと珠代を抱き上げてベッドに投げ出す。

 そして佐伯は脱いだズボンのポケットからバイブレーターのリモコンを取り出して、ローターの強度を中から強にした。

「あぁぁ!…ぁぁぁぁぁン!」
 珠代はベッドのシーツを掴んで身体を震わせる。

 その珠代を佐伯は眺めながらベッドに上がり、ブラウスのボタンを全て外し、乳房を剥き出しにし、髪を掴んで顔を股間に押し付ける。

「咥えな」
「あぅ…いゃぁ…ぅぅ…はぅぅ…ぅぅ」

 佐伯の命じに珠代は抗うが、一度、咥えた男の勃起だった。抵抗が薄れていて唇が開く。そのまま勃起を押し付けられ、ずるずると喉まで送り込まれていく。

 膣にはバイブのローターがレベル強で蠕動している。珠代は腰をくねらせては鼻声で泣く。

 佐伯は珠代の顔を股間に抱え込んだまま、ベッドの上で仁王立ちになり、
「百億円の肉棒だと思えば美味しいものだ」
と満足な笑みを顔に湛える。

 実際、珠代もそのように思えば佐伯の肉を咥えることはできる。事実、珠代はそのように自分に言い聞かせて咥えている。蛍の郷の工事費、百数十億円を請け負うための接待だと思うようにしている。
 
 その珠代の貞淑な精神に対し、肉体は別の感覚に支配されている。あの背徳な快感を生み出す自虐的な反応だった。佐伯の肉棒を咥えさせられた口腔が脳髄を激しく刺激し、そこから射られた背徳な矢が子宮に突き刺さっていく。

 珠代は背徳の矢が子宮に突き刺さるたびに恥部をピクピクンと痙攣させては白濁した子宮汁を膣に流す。

「はぁぅ…はぁぅ…はぅぅぅ…はぅぅ」
 珠代は鼻声で泣いて佐伯の臀部に爪を立てる。

 佐伯の理不尽な行為に珠代は臀部に爪を立てるが、勃起を咥えた口腔では舌を肉茎に絡めて愛しんでいる。その珠代に佐伯は、
「なかなか舌使いが上手じゃないか」
と、褒める。そして、
「…下請けの秘書さんのお口は大切な取引先のチンボをしゃぶるためのものだからな」
と結ぶ。

 その佐伯の呟きは珠代の耳まで届いている。不快で軽蔑すべき論法だけれど彼女の脳裏では受け入れざるを得ないものだった。珠代は鼻声を漏らしながら舌を肉茎に絡め、膣で蠕動するローターに腰をくねらせ、恥部をピクピクンと幾度も痙攣させて女汁を溢れさせる。

「まだ抱いていないのにシーツをこんなに濡らしている。どれ、秘書さんの良く濡れるマンコを見せてもらうか」
 佐伯は足元のシーツの濡れを見てから、珠代の口から肉茎を抜くと背後から両脚に腕を絡めて大開脚して抱き上げる。そして真正面の鏡に痴態を映した。

 珠代の女の部分は圧巻だった。開脚して見るのは二度目だが、バイブレーターで膣の中を愛撫されているためか、外性器の粘膜が血が噴き出るかと思うほどに真っ赤に狂い咲きしている。


Copyright © Eros’Entertainment. all rights reserved.